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ULIジャパンESG✖️プロップテック キックオフイベントを開催
3月22日(水)、ULIジャパンは、全3回となるESGxプロップテック年間シリーズの第1回目「これまでの進化と現状」を開催しました。
去る5月18日、新しくオープンした東京ミッドタウン八重洲の会議施設にて、ULIジャパン スプリング・カンファレンス2023が開催されました。不動産業界の各分野から240名を超える参加者が集まり、学術・建築・不動産投資・経済・ホスピタリティ分野で活躍する豪華な講師陣による講演が行われました。
去る5月18日、新しくオープンした東京ミッドタウン八重洲の会議施設にて、ULIジャパン スプリング・カンファレンス2023が開催されました。不動産業界の各分野から240名を超える参加者が集まり、学術・建築・不動産投資・経済・ホスピタリティ分野で活躍する豪華な講師陣による講演が行われました。
ホルヘ・アラマザン氏(慶應義塾大学准教授、建築家)によるランチ・セッションで当日はスタートしました。著書『Emergent Tokyo』で紹介された研究を取り上げました。同書は東京の開発の流れや、東京の建築環境を特徴付けるユニークな要素、現在の景観が生まれた背景、東京の将来ビジョンを紹介しています。アラマザン氏は、東京は世界の都市の中でも特別な存在であると主張し、その景観を保護するための考え方を示すとともに、通常疑問視されることのない東京の大規模開発や再生と異なる視点を提示しています。
続いて、経済学者のロバート・アラン・フェルドマン氏による開会基調講演でカンファレンスは始まりしました。フェルドマン氏は日本経済の専門家/コメンテーターとして長年活動しており、世界経済情勢を踏まえて日本の来年の展望を予想しました。その巧みな語り口で聴衆を引き込みました。参加者の1人は「トピックに対する熱意が伝わってきました。日本のマクロ経済についてこれまでに聞いた中でも最もわかりやすく詳細なものでした」とコメントしています。
午後には2つのファイヤー サイド セッションが行われました。セッション1ではサラ・ベイダー氏(Gensler社)と柳瀬博一氏(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 メディア論教授)が、Gensler社による都市部における人々の生活や働き方に関する調査研究、そして柳瀬教授は国道16号線周辺の開発パターンの研究を紹介しました。
セッション2では、小野秀俊氏(ツァオ・ファミリー・オフィス 日本代表)によるワンオンワンのセグメントアップデートが行われました。オフィス、住宅、物流、都心型商業施設、ホスピタリティの各分野の専門家5名と、Q&A形式でテンポよく解説しました。
最後に、ベントール・グリーンオークの共同CEOであり、日本と長いつながりを持つ不動産投資界の寵児であるソニー・カルシ氏による閉会基調講演が行われました。日本と世界経済が直面する「逆風と追い風」を中心に語った後、参加者との活発な質疑応答が行われました。
本イベントには、不動産業界の各分野の121の企業から参加があり、米国、オーストラリア、香港、シンガポールなど遠方からの参加もありました。今回ULIのイベントに初めて参加したスピーカーの1人はカンファレンス終了後、「真に国際的なイベントでした。日本で行われたどの学術的・専門的なフォーラムにおいても、これほど見事に国内外の参加者が一体となったものは見たことがありません。皆様に心より感謝いたします」とコメントしています。
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